こんばんわ。今日はおうちで天ぷらを揚げる時のコツを紹介します。
天ぷら衣は冷やしておく!
まず天ぷらを揚げる準備段階で天ぷら衣を作ります。材料は卵、冷水、小麦粉です。
①ボウルの中に卵を入れコシを切りその中に冷水を入れ伸ばします。
(冷水を使うことによって小麦粉のグルテン形成を抑制することが出来ます。)
②その後小麦粉を2回くらいに分けて投入し、ざっくり混ぜ合わせます。
混ぜすぎてしまうとべたっとしてしまうので小麦粉のだまが残る程度が目安。
(小麦粉も冷蔵庫に入れて保管しておくと尚良しです)
③使う直前まで冷蔵庫で冷やして置きましょう。
天つゆの作り方 出汁:味醂:薄口醤油 = 4:1:1
天つゆの作り方ですがこれは味の好みによって様々ですが基本には出汁:味醂:薄口醤油=4:1:1で合わせます。これに追い鰹をして鰹の風味を加えます。
※追い鰹:鰹節を小袋などに入れ出汁の中に入れて鰹の風味をつける方法
作り方
①計量した出汁を火にかけ沸いてきたら味醂、薄口醤油の順に入れ、最後に追い鰹をしてザルで漉します。(鰹節を入れると鰹節のアクが出てくるのでアクをしっかりとってあげると雑味が無くなります)
沸かしすぎてしまうと風味が無くなってしまうので注意してください。
油の温度調節
ここは一番肝心なポイントです。
油の温度が分からないで上げてしまうとべちゃべちゃになったり、がちがちになったりしてしまいます。油の温度の見分け方はまず油に火をつけ少し経ったら天ぷら衣を油に落としてください。衣を落として衣が上がってくる来るまでの時間を見て温度を判断します。
・衣を落とす➡なかなか上がってこない、または沈んだままになっている(温度が低い状態)
・衣を落とす➡落として4秒後くらいに上がってくる(140℃くらい)
・衣を落とす➡落として2秒後くらいに上がってくる(150~160℃くらい)
・衣を落とす➡落としてすぐに上がってくる(170~180℃くらい)
・衣を落とす➡落としてすぐに花が開く(190℃~200℃くらい)
根菜を揚げる時の温度の目安は大体160℃ 約4~5分
葉物を揚げる時の温度の目安は大体170℃ 約1分
魚介系を揚げる時の温度の目安は大体180℃くらい 約1~2分
中に火を通したくなくかりっと仕上げたいときは190~200℃くらい
こちらはあくまで目安ですので揚げすぎには注意してください。
※材料に火が通ると箸で持ち上げた際に箸を伝ってぶるぶるした感触が出てくるので目安にして下さい
最初、僕がこれを感じたときはサビキ釣りで鰯の連鎖した時じゃん!って感じでした(笑)
釣りをしている人にしかわからないと思いますが(笑)
まとめ
天ぷらは家でするのはめんどくさいですよね。油は飛び散らかるし、片づけは面倒だし、、
でも自分で家で出来るようになるとコスパが良いです。
例えば、天ぷら屋で食べる稚鮎は1つ600円とかしますが家で自分でやれば半分もしないくらいで済みます。稚鮎がスーパーで売っていることはなかなかないですが(笑)
何事も経験ですので天ぷらを揚げたことのない方は是非試してみてください。